【新華社北京5月9日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月8日のニュースをお届けします。
1.第135回広州交易会が閉幕、境外のバイヤー数が史上最多に
中国広東省広州市で5日、第135回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が閉幕しました。4月15日の開幕以来、215カ国・地域から24万6千人のバイヤーが会場を訪れ、前回比24・5%増えて史上最多を記録しました。
2.中国の月探査機「嫦娥6号」、月周回軌道に入る
中国が3日に打ち上げた月探査機「嫦娥6号」は8日、月接近制動の実施に成功し、順調に月周回軌道に入りました。
3.米ヒューストンで第10回中米エネルギー企業協力フォーラム
米国の「エネルギーの都」と呼ばれるテキサス州ヒューストンで5日、第10回中米エネルギー企業協力フォーラムが開かれました。中米両国の石油化学工業と関連する新エネルギー分野の企業に交流・協力のプラットフォームを提供し、両国の石油業と石油化学工業の投資、技術・設備のイノベーションと協力を促進します。
4.新たな試みで伝統演劇「瓊劇」に活気 中国海南省定安県
中国海南省定安県は伝統演劇「瓊劇」の里と呼ばれます。県内の劇団はここ数年、他の演劇の様式や農村部の言い伝えを取り入れ、瓊劇の活性化に力を注いできました。
同県は多くの小中学校に瓊劇を導入しています。教師と外部の専門家が教育研究班を立ち上げ、カリキュラムを開設して子どもたちに瓊劇の魅力を伝えています。
5.広州市で白鵝潭大湾区芸術センター開館 「文化の大船」に
中国広東省広州市でこのほど、巨大な船のような形の白鵝潭大湾区芸術センターが正式にオープンしました。広東美術館、広東省無形文化遺産館、広東文学館からなり、南嶺山脈以南の嶺南地区の文化が凝縮した「文化の大船」になります。延べ床面積は約14万5千平方メートルで、展示面積は4万平方メートルを超えます。
6.天津自然博物館、野生動物標本100点を新たに収蔵
中国天津市の天津自然博物館でこのほど、野生動物の標本100点が新たに加わりました。米国グローバル健康・教育基金会が無償で寄贈し、アフリカスイギュウやシロオリックス、クビワペッカリー、オグロヌー、プロングホーンなど計38種類(亜種)を含みます。標本の原産国は米国、スペイン、南アフリカなどの16カ国となっています。
博物館と基金会は2023年7月、協定に調印しました。基金会が天津自然博物館に野生動物の頭・肩部の剥製標本100点を無償で寄贈しました。標本の寄贈は今回で7回目となります。
7.断崖絶壁の用水路、山村に水と富もたらす 貴州省畢節市
中国長江の重要な支流、赤水河のほとりに位置する貴州省畢節(ひっせつ)市七星関区生機鎮は典型的なカルスト地形で、地元住民はかつて生活に必要な水の確保に頭を悩ませていました。
1950年代から70年代にかけて、各級水利部門の技術支援と支持の下、鎮内の断崖絶壁に沿って全長130キロを超える用水路10本とダム8基が造られました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。