断崖絶壁の用水路、山村に水と富もたらす 貴州省畢節市

断崖絶壁の用水路、山村に水と富もたらす 貴州省畢節市

新華社 | 2024-05-07 07:09:51

   4月24日、畢節市七星関区生機鎮の用水路「高流天渠」で、落ち葉や砂利を清掃する維持管理の担当者。(小型無人機から、畢節=新華社記者/楊文斌)

   【新華社畢節5月7日】中国長江の重要な支流、赤水河のほとりに位置する貴州省畢節(ひっせつ)市七星関区生機鎮は典型的なカルスト地形で、地元住民はかつて生活に必要な水の確保に頭を悩ませていた。

   1950年代から70年代にかけて、各級水利部門の技術支援と支持の下、鎮内の断崖絶壁に沿って全長130キロを超える用水路10本とダム8基が造られた。

   用水路が完成すると、不毛の山は耕作が可能な農地となり、地元の人々に豊かな収穫と富をもたらした。用水路は現在もかんがいの役割を果たしている。

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   4月24日、畢節市七星関区生機鎮の用水路「高流天渠」を見回る維持管理の担当者。(畢節=新華社記者/楊文斌)

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   4月24日、畢節市七星関区生機鎮の用水路「高流天渠」を見回る維持管理の担当者。(畢節=新華社記者/楊文斌)

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   4月25日、畢節市七星関区生機鎮の用水路「衛星天渠」で働く作業員。(畢節=新華社記者/楊文斌)

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   4月25日、畢節市七星関区生機鎮の用水路「衛星天渠」の修理の合い間、記念撮影をする作業員。(畢節=新華社記者/楊文斌)

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   4月24日、畢節市七星関区生機鎮の高流村の田んぼ。今でも断崖絶壁の用水路から引いた水をかんがいに使う。(畢節=新華社記者/楊文斌)

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   4月24日、畢節市七星関区生機鎮の鎌刀湾村の田んぼで作業する村民。今も断崖絶壁の用水路から引いた水をかんがいに使う。(畢節=新華社記者/楊文斌)

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   上:4月24日、畢節市七星関区生機鎮の用水路「高流天渠」を見回る維持管理の担当者。

   下:1960年、畢節市七星関区生機鎮で断崖絶壁に用水路を造った当時の村民。(資料写真、畢節=新華社配信/王振羽)

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