【新華社パリ5月6日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は5日午後、特別機でフランスのパリに到着した。同国のマクロン大統領の招きに応じ、国賓として訪問する。
パリのオルリー空港では、中国とフランスの国旗がはためく中、アタル首相らフランス政府高官がタラップの下で出迎えた。習近平主席は彭麗媛(ほう・れいえん)夫人とともに機内から出てくると、出迎えの人々に手を振って応えた。
習近平主席がタラップを降りると、アタル首相が歩み寄り、中国語で「ニーハオ(こんにちは)!」とフランス訪問を温かく歓迎した。習近平主席夫妻はアタル首相に付き添われ、儀礼兵が両側に並ぶレッドカーペットを歩いた。
アタル首相は習近平主席と言葉を交わしながら車の乗り場まで見送り、議員時代に中国に行ったことがあるとし、「中国語を1年間勉強したことがある」とも話した。習近平主席は「あなたの中国語はとても上手で標準的だ。中国訪問を歓迎する」とほほ笑んで語った。