パリで中仏人的・文化協力発展フォーラム

４日、中仏人的・文化協力発展フォーラムの会場。（パリ＝新華社記者／任鵬飛）

   【新華社パリ５月５日】フランス・パリで４日、中仏人的・文化協力発展フォーラムが開かれた。両国の各界関係者が出席し、独特の文明と歴史を持つ中仏による人的・文化交流と協力の強化は共通認識の拡大と相互信頼の深化につながり、中仏二大文明と世界各国の文明が互いに成果を収め、新時代に新たな活力をもたらすことを後押しすると表明した。今年は中仏国交樹立６０周年および中仏文化観光年に当たる。

   中国新華社の傅華（ふ・か）社長はあいさつの中で次のように述べた。今回のフォーラムは習近平（しゅう・きんぺい）国家主席の訪仏前に開催される盛大な人的・文化交流イベントで、両国のメディアやシンクタンク、企業などの協力を推進し、文化の融合や相互交流を促す上で重要な意義を持つ。

   新華社は長期にわたり中仏の友情の物語を伝え、両国の文化を伝えることに尽力してきた。われわれは中仏メディア、シンクタンクなどと共に、平等・相互学習・対話・包容の文明観を堅持し、全人類共通の価値を大いに高め、中仏両国の各分野での協力の成果を示し、伝統文化の大きな魅力と現代文明の特性を共に示したい。共に中仏の人的・文化協力と発展の懸け橋を広げ、中仏文化観光年、パリ五輪などの契機を捉え、より多くの人的・文化交流活動を追求し、両国関係を新たな段階に引き上げていきたい。

   中仏人的・文化協力発展フォーラムは「人的・文化交流の深化と『中仏精神』の発揚」をテーマに、新華社が在仏中国大使館、仏広告大手ピュブリシスグループと共同で主催。中仏政府関係者や国連機関、国際組織の代表、国際メディアとシンクタンクの責任者、文化界・企業関係者など約２５０人が出席した。

４日、中仏人的・文化協力発展フォーラムであいさつするフランス国民議会仏中友好グループのアラウゼ議長。（パリ＝新華社記者／任鵬飛）

４日、中仏人的・文化協力発展フォーラムの出席者ら。（パリ＝新華社記者／任鵬飛）

４日、中仏人的・文化協力発展フォーラムの会場。（パリ＝新華社記者／任鵬飛）