13日、足場を使って「古茶王」の枝葉の間に分け入り、茶葉を摘む人々。(普洱=新華社配信)
【新華社昆明4月29日】中国雲南省普洱(ふじ)市瀾滄(らんそう)ラフ族自治県の富東郷邦崴村でこのほど、樹齢千年のチャノキ「古茶王」の茶葉の収穫が行われた。
収穫前には作業の無事を祈り、村人による儀式が行われた。今年は「古茶王」の持続的な成長を確保するため、科学的な摘採を実施。70・8キロの茶葉を収穫した。
同村で1991年に発見された「古茶王」は樹高11・8メートル、樹齢は千年を超える。野生型と栽培型の中間にある過渡型で、その発見はチャノキの世界的な起源と進化の研究、優良品種の選抜育種、茶文化の発展において重要な価値と意義を持つ。(記者/陳欣波)pagebreak
13日、「古茶王」の枝葉の間で茶葉を摘み取る女性。(普洱=新華社配信)pagebreak
13日、摘み取りの前に儀式を行い、収穫作業の無事を祈る村人たち。(普洱=新華社配信)pagebreak
13日、摘み取った「古茶王」の茶葉を竹かごに移す女性。(普洱=新華社配信)