19日、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの都江堰基地で遊ぶ雄の「叻叻(ローロー)」。2021年にシンガポールのサファリパーク「リバーサファリ」(現リバーワンダーズ)で生まれた。(成都=新華社記者/胥氷潔)
【新華社成都4月26日】米ワシントンのスミソニアン国立動物園で2020年に生まれた雄のジャイアントパンダ「小奇跡(シャオチージー)」は23年11月、中国に返還され、現在は四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センターの臥竜神樹坪基地で暮らしている。
中国では23年以降、海外で規定の年齢に達したパンダが次々と帰郷している。中国ジャイアントパンダ保護研究センターには小奇跡のほか、昨年2月に上野動物園から返還された「香香(シャンシャン)」、同年8月にクアラルンプール近郊にあるマレーシア国立動物園から戻った「昇誼(シェンイー)」など11頭が暮らし、7月にフランスのボーバル動物園から帰郷した「円夢(ユエンモン)」や12月にドイツのベルリン動物園から返還された双子の「夢想(モンシアン)」と「夢円(モンユエン)」などは成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で生活している。
中国ジャイアントパンダ保護研究センターと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地によると、海外から返還されたパンダは隔離検疫の後、個々の性格に基づいた管理プランが用意される。飼育員の手厚い世話を受け、徐々に新しい環境に適応しているという。pagebreak
16日、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの臥竜神樹坪基地で、中国蒸しパン「窩窩頭(ウオウオトウ)」を食べる「小奇跡」。(成都=新華社記者/胥氷潔)pagebreak
19日、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの都江堰基地で遊ぶ雄の「叻叻(ローロー)」。2021年にシンガポールのサファリパーク「リバーサファリ」(現リバーワンダーズ)で生まれた。(成都=新華社記者/胥氷潔)pagebreak
21日、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でくつろぐ雄の「夢想」。双子の兄弟「夢想」「夢円」は2019年にドイツ・ベルリン動物園で生まれた。(成都=新華社記者/胥氷潔)pagebreak
19日、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの都江堰基地で、木に登る雄の「叻叻(ローロー)」。2021年にシンガポールのサファリパーク「リバーサファリ」(現リバーワンダーズ)で生まれた。(成都=新華社記者/胥氷潔)