内モンゴル自治区がロシア・モンゴルからの観光客に人気

内モンゴル自治区がロシア・モンゴルからの観光客に人気

新華社 | 2024-04-23 16:13:55

エレンホト道路口岸の入国審査場で列を作るモンゴル人観光客。(4月5日撮影、フフホト=新華社配信)

  【新華社フフホト4月23日】中国内モンゴル自治区二連(エレン)税関はこのほど、二連浩特(エレンホト)口岸(通関地)の1日当たりの出入境者数が5日に1万1049人に上り、通関再開後で最多になったと発表した。

  同自治区ウランチャブ市卓資県の林胡古塞観光風景区では、モンゴル人観光客らがジャイアントパンダの飼育舎前で次々に写真を撮っていた。内蒙古白樺林生態旅遊の宋沢宇(そう・たくう)副総経理は、2023年からモンゴル人客が増え、今年に入り5千人余りが同風景区を訪れたと説明。モンゴル人はパンダや水遊びを好み、風景区への評価も高いという。

  自治区文化・観光庁によると、今年の清明節連休期間(4~6日)に同自治区を訪れた国内観光客は累計763万4800人で、モンゴル、ロシアから訪れた人は複数都市に足を運ぶ傾向があった。

エレンホト市恐竜博物館で記念品を購入するモンゴル人観光客。(4月5日撮影、フフホト=新華社配信)

  3月20日以降に満洲里道路口岸から入国したロシア人観光客は1日平均千人余り、観光バスは40台余り。フルンボイル市阿日哈沙特口岸からは週平均200人を超えるモンゴル人が入国し、満洲里を観光した。1~2月に満洲里道路口岸、航空口岸を経由した入国者は計4万3031人だった。

  満洲里市文化・観光部門の担当者は、3月24日~4月1日はロシアの春休み期間であり、チタ、ウランウデ、イルクーツクなどの人々が同市を外国旅行の第1候補地に選んだと紹介した。(記者/哈麗娜)

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