圧縮空気エネルギー貯蔵技術を利用した発電所が稼動 中国湖北省

圧縮空気エネルギー貯蔵技術を利用した発電所が稼動 中国湖北省

新華社 | 2024-04-13 13:58:21

   9日、湖北省応城市にある300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所。(小型無人機から、応城=新華社記者/程敏)

   【新華社武漢4月13日】中国湖北省応城市で9日、300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵(CAES)発電所実証プロジェクトが発電を開始した。発電所建設大手、中国能源建設集団傘下の中能建数字科技集団と送電大手、国家電網傘下の国網湖北総合能源服務(エネルギーサービス)が共同で投資した。

   同プロジェクトは岩塩が採掘された後にできる洞窟(塩洞窟)を利用する。電力消費が少ない時は電気エネルギーで空気を圧縮し塩洞窟に貯蔵、消費のピーク時には圧縮空気を放出して発電機を回転させ発電する仕組みとなっている。空気の圧縮と放出により電気エネルギーの貯蔵と出力を実現、エネルギー変換効率は約70%、年間発電量は5億キロワット時に上る。

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   9日、湖北省応城市で300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所の設備を巡回点検する職員。(応城=新華社記者/程敏)

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   9日、湖北省応城市にある300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所。(小型無人機から、応城=新華社記者/程敏)

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   9日、300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所の集中制御室で働く職員。(応城=新華社記者/程敏)

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   9日、300メガワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所の集中制御室で働く職員。(応城=新華社記者/程敏)

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