北京市、世界の科学技術イノベーションの重要拠点に躍進

北京市、世界の科学技術イノベーションの重要拠点に躍進

新華社 | 2024-04-12 16:34:53

   中関村国家自主イノベーションモデルエリア展示センター。(2023年5月26日撮影、北京=新華社記者/張玉薇)

   【新華社北京4月12日】北京市は、中国が世界的な「科学技術強国」を建設する先駆けとして、イノベーション主導型の発展を一貫して堅持し、科学技術イノベーションの中核優位性の確立に力を注ぎ、全国の科学技術イノベーションの中心から世界の科学技術イノベーションの重要拠点へと躍進した。

   2014年から23年の10年間で、人口1万人当たりの専利(特許、意匠権、実用新案含む)保有数は48・2件から262・9件と5倍超に増えたほか、年間技術契約額は3136億元(1元=約21円)から8536億9千万元に、「国家ハイテク企業」認定企業数は1万400社から2万8300社に、1日当たりのテック系企業新設数は146社から337社に、中関村国家自主イノベーションモデル区入居企業の総売上高は3兆6千億元から8兆6千億元に、ハイテク産業の増加値(付加価値額)は4738億5千万元から1兆1859億1千万元に、そろって2倍以上に増えた。

   英科学誌「ネイチャー」を発行する学術出版大手、シュプリンガー・ネイチャーが発表した「ネイチャー・インデックス・サイエンスシティー」ランキングで、北京は数年連続でトップを維持。学術論文の分析などを手掛ける英クラリベイトが発表した「高被引用論文著者(HCR)リスト」の23年版に選出された研究者数は、世界のイノベーション都市の首位となり、シュプリンガー・ネイチャーと清華大学が共同で発表したリポート「国際科学技術イノベーションセンター指数」では、2年連続で3位に入った。世界知的所有権機関(WIPO)が発表する「グローバル・イノベーション・インデックス (GII)」の「科学技術クラスター」ランキングでも、数年連続で上位入りしている。研究開発費の対域内総生産(GDP)比率は6・83%と、世界的に有名なイノベーション都市の上位に位置する。

   北京で開催された2023中関村フォーラム全体会議。(2023年5月26日撮影、北京=新華社記者/張玉薇)

   北京は、科学技術イノベーションを用いて産業のイノベーションを促し、「新たな質の生産力」(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)の形成を加速させ、質の高い発展の新たな原動力を引き出している。汎用人工知能(AGI)や人型ロボット、商業宇宙活動など30数項目の細分産業支援策の下、次世代情報技術、科学技術サービス業という二つの1兆元規模産業クラスター、医薬品・ヘルスケア、集積回路(IC)など八つの1千億元規模産業クラスターの形成が進んでいる。商業宇宙活動、新エネルギー、新素材、低空経済(低高度飛行活動などによってもたらされる総合的な経済)などの戦略的新興産業にも力を入れ、未来産業の新事業を開拓。基盤モデルのイノベーション主体(企業や事業者)数、ビッグデータや情報セキュリティーのシェアは全国首位に立ち、オリジナル新薬とハイエンド医療機器の研究開発では引き続き全国をリードし、発売が認可されたイノベーション医療機器や、第3類医療機器の数は全国1位となっている。

   同市科学技術委員会、中関村科技パーク管理委員会の張継紅(ちょう・けいこう)主任は「北京は未来に向けて、ハイレベルな科学技術による自立自強を基礎とし、質の高い発展のサポートを主軸に、改革の深化を原動力とし、『新たな質の生産力』の発展に力を入れ、世界の科学技術イノベーションセンターの建設を新たな段階へと引き上げ、科学技術強国の建設と中国式現代化の建設に寄与する」と語った。

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