【新華社北京4月12日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、4月11日のニュースをお届けします。
1.両岸関係の平和的発展は正しい道 馬英九氏の大陸訪問で国台弁
中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮(しゅ・ほうれん)報道官は10日の定例記者会見で、馬英九(ば・えいきゅう)元中国国民党主席が台湾青年の一行を率いて今月1日から広東、陝西、北京などを訪れていることに関する質問に次のように答えました。
両岸関係の平和的発展は両岸の平和を維持し、両岸の共同発展を促進し、両岸同胞に幸福をもたらす正しい道です。広範な台湾同胞がわれわれと共に、「一つの中国」原則と「九二共識(92年コンセンサス)」を堅持し、「台湾独立」分離と外部の干渉に断固反対し、両岸関係の平和的発展、融合的発展を共に推進し、台湾海峡の平和と安定を共に維持し、民族復興の偉業のため共に尽力することを希望します。
2.中国とグルジア、ビザ相互免除協定に調印
中国の周謙(しゅう・けん)駐グルジア大使は10日、グルジアの首都トビリシで同国のダルチアシビリ外相と共同で、双方の一般旅券所持者に対する査証(ビザ)相互免除協定に調印しました。
3.中国の自動車販売台数、1~3月は10・6%増
中国汽車工業協会(CAAM)が10日に発表した2024年1~3月の自動車生産台数は前年同期比6・4%増の660万6千台、販売台数は10・6%増の672万台となりました。
新エネルギー車(NEV)は急増傾向を維持し、生産が28・2%増の211万5千台、販売が31・8%増の209万台で、市場シェアは31・1%に達しました。主要3分類であるハイブリッド車(HEV)、バッテリー式電気自動車(BEV)、燃料電池車(FCEV)の生産と販売は、いずれも増加しました。
4.ボローニャ国際児童図書展開幕、中国の児童書も紹介
イタリアのボローニャで8日、世界的な児童書の見本市「第61回ボローニャ国際児童図書展」が開幕しました。今回初めて設けられた「注目すべき市場」として唯一の招待国となった中国は、多くの出展者がさまざまなイベントを開催し、中国の児童書を積極的に売り込みました。
1964年に創設された同展は、世界の児童図書・マルチメディア業界の重要な見本市の一つで、今年は約100の国と地域から1500以上の出展者が参加しました。
5.広州市の常住人口、23年末は0・5%増
中国広東省広州市統計局がこのほど発表した同市の2023年末時点の常住人口は、前年末比0・5%増の1882万7千人で、伸び率が前年を0・9ポイント上回りました。
戸籍人口は2・1%増の1056万6100人で、伸び率は安定しました。うち出生数が11万5800人、出生率(人口千人当たり)が11・1となりました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。