新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(3/28)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(3/28)

新華社 | 2024-03-29 13:52:46

   【新華社北京3月29日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、3月28日のニュースをお届けします。

   1.ボアオ・アジアフォーラムで中国海南省の無形文化遺産に出合う

   ボアオ・アジアフォーラムの2024年年次総会の会期中、中国海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮の東嶼(とうしょ)島文化公園では無形文化遺産などを通じて海口の自然や文化、歴史などを紹介する展示が行われています。

   ココナツ殻の彫刻や同省特産の高級木材「海南黄花梨(カイナンオウカリン)」で作られた彫刻、東山わら編みなどの技術を間近で見学できる他、伝統楽器「海口八音」や伝統演劇「瓊劇」を鑑賞し、海南の魅力を体験できます。

   2.中国、越境貿易円滑化特別行動 20都市に拡大

   中国税関総署はこのほど、国家発展改革委員会、財政部、交通運輸部など14部門と共同で、5カ月にわたる「2024年越境貿易円滑化促進特別行動」を13省20都市で実施します。

   口岸(通関地)のビジネス環境モデル都市を構築し、全国の口岸のビジネス環境を改善するため、今年の行動には新たに瀋陽市(遼寧省)、済南市(山東省)、合肥市(安徽省)の3都市が追加されました。

   3.中国・雄安駅、屋根上太陽光発電でグリーン発展に貢献

   中国河北省雄安新区にある雄安駅は太陽光発電システムを備えた鉄道駅で、「未来都市」雄安のグリーン(環境配慮型)発展に貢献しています。楕円(だえん)形をした駅舎の屋根の上には4万2千平方メートルの太陽光パネルが敷設され、年間発電量は平均約580万キロワット時に上ります。

   4.中国最大の炭層ガス田「沁水」、1日の生産量最多更新

   中国の石油大手、中国石油天然気(ペトロチャイナ)傘下の華北油田に所属する中国最大の炭層ガス田、山西沁水炭層ガス田は、26日の生産量が700万立方メートルに達し、過去最多を更新しました。

   5.十数年の研究成果 建設進む中国の小型モジュール原子炉「玲竜1号」

   中国海南省の昌江原子力発電所で建設が進む世界初の陸上商用小型モジュール原子炉(SMR)「玲竜1号」は、原発大手の中国核工業集団(CNNC)が第3世代原子炉「華竜1号」に次いで独自に開発した中国の原子力発電自主イノベーションにおける新たな重要成果となります。CNNC傘下の中国核動力研究設計院が10年余り研究を重ね、世界のエネルギー科学技術の最先端を目指して開発しました。コンパクト、機動的、安全、ユーザーライクなどの利点を持つことから原子力分野の「モバイルバッテリー」と呼ばれています。

   6.中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

   中国安徽省北西部の亳州市譙城区双楼村にあるハイテクを駆使した「無人農場」が春の農期を迎えています。1990年代生まれの焦瑞(しょう・ずい)さんが経営する千ムー(約67ヘクタール)にわたって広がるこの農場では、自走式無人除草機などの自律的な農機を遠隔操作することで、農地の施肥や除草を無人で完了できます。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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