26日、ボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会の記者会見。(ボアオ=新華社記者/郭程)
【新華社ボアオ3月27日】中国海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮で26日始まったボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会は、同日に開いた最初の記者会見で、アジア経済の見通しと統合プロセスに関する年度リポートを発表した。
2024年のアジアの経済成長率を4・5%前後と予想し、世界経済の成長に依然、最も貢献する地域になるとした。
アジアの経済成長と地域経済統合の推進エネルギーは、さまざまな外部の経済課題に直面する中でも依然として力強さを持つと指摘。比較的力強い消費と積極的な財政政策の下、24年のアジア経済の成長率は23年を上回る4・5%前後に達し、域内総生産(GDP)規模が世界に占める割合も前年比0・5ポイント上昇の49・0%になるとの見通しを示した。