福建で救助の2人、1人は金門に送還 中国国務院台湾事務弁公室

福建で救助の2人、1人は金門に送還 中国国務院台湾事務弁公室

新華社 | 2024-03-23 08:52:55

   【新華社北京3月23日】中国国務院台湾事務弁公室の陳斌華(ちん・ひんか)報道官は22日、大陸海警が18日に福建の海域で救助した金門の男性2人の送還について問われ、次のように説明した。

   福建海警が18日午前4時(日本時間同5時)ごろ、囲頭湾海域で船名のない釣り船が助けを求めているのを発見し、乗っていた2人を救助した。いずれも金門の住民だった。われわれは「両岸一家親(大陸・台湾両岸は家族のように親しい)」という理念を実践し、ここ数日、2人に医療援助と人道的配慮をして、家族に電話で無事を知らせるよう手配した。

   2人のうち1人は台湾地区の現役軍人で、身分を正直に言わず、職業を偽り意図的に隠そうとした。関係部門が事実をさらに調べて把握する必要がある。もう1人は福建省の関係部門が22日、金門に送還した。海峡両岸(中国の大陸と台湾)の同胞は血がつながっており、緊急事態に遭遇した場合は互いに助け合ってきたし、当然そうすべきである。

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