中国は近代化に欠かせないパートナー アンゴラ有識者

中国は近代化に欠かせないパートナー アンゴラ有識者

新華社 | 2024-03-23 16:39:50

   【新華社ルアンダ3月23日】アンゴラ中国商工会議所(CAC)のルイス・キュペナラ会頭はこのほど、アンゴラの首都ルアンダで新華社のインタビューに応じ、同じ発展途上国として、中国の発展の奇跡には勇気づけられていると述べた。

   「中国経済はさまざまな課題に直面する中で高い強靭(きょうじん)性を見せており、これは中国の発展の道が通用することを示している」と指摘。「中国人は勤勉で粘り強く、素晴らしい生活への憧れを抱いてひたむきに前進している。中国の援助と指導の下で、アンゴラの数多くの若者は国を引っ張って近代化へとまい進することができると確信している」と語った。

   両国は1983年1月に国交を樹立。2010年11月に戦略的パートナーシップの確立を宣言した。

   中国税関の統計によると、アンゴラは中国にとってアフリカにおける第2の貿易相手国となっている。キュペナラ氏は、両国間の農業協力に依然として大きな拡大余地があるとし、「農機具のアップグレードや種まきの機械化、耕作技術の精密化、食糧安全保障などの分野で中国が長年にわたって蓄積してきた技術と実践経験は極めて重要だ」との認識を示した。

   同氏はまた、経済多元化の差し迫った必要性を強調。「中国が打ち出したアフリカとの『10大協力計画』はアンゴラの国家発展計画と合致する。われわれがすべきことは良好な投資・ビジネス環境を整え、中国人投資家の市場参入に対する自信を高めることだ」と述べた。

   国際社会が現在、複数の危機と課題に取り巻かれており、産業の高度化とデジタル化が大きな抵抗に遭うおそれがあるとの見方も示した。このため、両国が一層緊密な関係を築き、協力を強化する意義は大きいとし、「両国間の協力は互恵・ウィンウィンを実現し、国民も心が通じ合っている。中国はアンゴラが進む近代化の道の同行者であり続けることを望む」と語った。

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