新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(3/19)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(3/19)

新華社 | 2024-03-20 11:45:45

   【新華社北京3月20日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、3月19日のニュースをお届けします。

   1.中国外交部、米駐中大使の否定的発言に反論

   中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は18日の記者会見で、米国のバーンズ駐中国大使が中国に対する否定的な発言を繰り返していることについて、次のように述べました。

   バーンズ氏の関連の態度表明は中米首脳のサンフランシスコ会談で得られた重要な共通認識から逸脱し、会談の精神に背いています。2国間関係の健全で安定した発展に寄与せず、中米両国が付き合う上での正しい道にも合致しません。

   中国は「中米関係は互いの勝ち負けや盛衰を決めるゼロサムゲームではない」と一貫して考えてきました。中国は中米関係を競争と定義することに反対し、中国を中傷・攻撃することに反対し、米国が人権や価値観を口実に中国の内政に干渉することに反対し、米国が競争を旗印に中国の正当な発展の権利を制限することに反対します。

   2.第4回「中国越境EC交易会」開幕 福建省福州市

   中国福建省福州市で18日、第4回中国越境電子商取引(EC)交易会が開幕しました。世界30以上の越境ECプラットフォームのほか、国内110以上の都市の1500社余りが出展。会場には越境ECサプライヤーやプラットフォームなどの展示エリアに加え、東南アジア諸国連合(ASEAN)や展示会サミットフォーラムなどの専門エリアも設けられました。

   20日までの会期中、国内26の省・市・自治区の専門業者、インドネシアやベトナム、スペイン、オーストラリア、ロシア、米国など数十の国と地域のバイヤーが来場する見通しです。

   3.南水北調プロジェクト、累計送水量が700億立方メートル超す

   中国南部の水を北部に送る「南水北調」プロジェクトの東ルートと中央ルート第1期は、18日時点の累計送水量が700億立方メートルに達しました。両ルートは2014年12月12日に全面通水となり、受益人口は1億7600万人を超えています。プロジェクトを運営する中国南水北調集団が18日明らかにしました。

   4.夜を彩る伝統芸術「板板竜灯」 湖南省慈利県

   中国湖南省張家界市慈利県の人民広場で16日、第2回慈利板板竜灯芸術シーズンが開幕しました。竹と紙で作った張り子の竜の頭と尾を多数の板でつなぎ、板の上にランタンを置いて竜に見立てた「板板竜灯」が通りを練り歩き、見物に訪れた多くの市民や観光客の目を楽しませました。「板板竜灯」は同県で100年以上伝わる伝統舞踊や美術、運動競技、民俗が一体化した民間芸術で、俗に「板板灯」と呼ばれます。

   5.早春の茶摘みシーズン到来 貴州省鳳岡県

   中国貴州省遵義市鳳岡県の各茶園では、暖かくなるにつれ茶の木の新芽が膨らみ、茶農家と観光客が今年最初の茶摘みを行っています。

   同県はここ数年、茶産業と農村観光、レジャー農業などの融合的発展に力を入れ、「エコツーリズム経済」が活気づいています。

   6.黄河湿地に多くの渡り鳥 内モンゴル自治区フフホト市

   中国内モンゴル自治区フフホト市トクト県の黄河湿地では、気温上昇とともに北方へ戻る渡り鳥が数多く降り立ち、餌を探しています。ここ数年は環境改善に伴い、飛来数が増え続けています。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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