新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(3/11)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(3/11)

新華社 | 2024-03-12 14:40:52

 【新華社北京3月12日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、3月11日のニュースをお届けします。

 1.中国の国産旅客機「C919」、インドネシアで初展示

 中国の航空機メーカー、中国商用飛機(COMAC)は10、11両日、インドネシアで国産大型旅客機「C919」の静的展示を行い、潜在的顧客へプロモーションを行いました。

 2.珠江口盆地で中国初の1億トン級深海深層油田を発見

 中国石油大手の中国海洋石油集団(CNOOC)は8日、南中国海の珠江口盆地で国内初となる大規模な深海深層油田「開平南油田」を発見したと発表しました。石油・天然ガスの埋蔵量は石油換算で1億200万トンと確認され、海洋コアコンプレックスのくぼ地で発見された商業油田としては世界最大の規模となります。

 開平南油田は広東省深圳市から約300キロ離れた南中国海東部海域の開平くぼ地に位置し、平均水深は500メートルを超え、坑井の深さは最大4831メートルに達します。産出する原油は軽質原油に分類されます。天然ガス層は100・6メートルまで掘削した時点で発見。試験では1日当たり生産量が石油換算で千トンを超え、深海深層油田の天然ガス試験生産量の国内記録を更新しました。

 3.中国産EV、海外メディアから好評を博す

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はこのほど、中国産電気自動車(EV)は優れた性能や経済性などにより、販売台数が継続的に伸び、他国のEVに比べて優位性が顕著であるとの専門家の分析を伝えました。

  同紙は、中国の全国乗用車市場情報連合会(CPCA)のデータを引用し、2023年の新エネルギー乗用車の中国販売台数が前年比36%以上増の約770万台だったとし、乗用車販売台数は2100万台超で、新エネ乗用車はその3分の1以上を占め、割合が大きく上昇したと報道。中国産EVはその優位性により、市場シェアが持続的に拡大しているとの見方を示しました。

 4.ファーウェイ、チュニジアで情報通信技術コンテスト開催

 チュニジアの首都チュニスで8日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)などが開催した北アフリカ地域情報通信技術(ICT)コンテスト(2023~24年)が5日間の日程を終え終了しました。チュニジアやアルジェリア、モロッコ、エチオピアなど9カ国から30チームが参加。受賞チームは中国で今年開かれる世界決勝に出場します。

  コンテストはファーウェイがチュニジア通信技術省、同国に本部を置くアラブ情報通信技術機関(AICTO)と共同で開催しました。

 5.中欧班列、1~2月の運行本数2928本

 中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団は10日、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の1~2月の運行本数が前年同期比9%増の2928本、貨物輸送量が10%増の31万7千TEU(20フィートコンテナ換算)だったと発表しました。国内の出発都市は2月末時点で120都市になり、欧州25カ国の219都市に通じています。

  以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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