浙江省、新エネ発電設備容量４千万キロワット超す

   【新華社杭州３月１１日】中国送電大手、国家電網傘下の国網浙江省電力によると、同省の１月末時点の新エネルギー発電設備容量が４０７６万キロワットになり、４千万キロワットの大台を超え、１カ月に１３６万キロワット増加した。

　 新型電力システムと新型エネルギーシステムの構築が加速するにつれて、新エネは急発展し、電力の供給確保やエネルギーの構造転換における役割が次第に顕在化している。同省の太陽光発電は２月１４日の最大出力が１９４４万キロワットになり、同日の最大需要電力の６０％以上に相当した。

　 同省は「浙江省エネルギー発展『第１４次５カ年規画（十四五、２０２１～２５年）』」で、太陽光・洋上風力発電の新規設備容量の２千万キロワット到達を掲げている。うち太陽光発電設備は１５００万キロワット、洋上風力発電は５００万キロワットとしている。同省の「十四五」期間中の新規設備容量は現時点で、太陽光発電が１９７４万キロワット、風力発電が４００万キロワットに上る。洋上風力発電の建設が加速するにつれ、今年は太陽光・風力発電の倍増目標を達成する可能性が高いという。