【新華社北京3月7日】中国の王毅(おう・き)共産党中央政治局委員・外交部長は7日、第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の記者会見で、人工知能(AI)のグローバルガバナンスについて次のように述べた。
われわれは発展と安全を同様に重視することを主張し、新しい事物と機会を迎えるとともに、ブレーキもしっかり設置し、共に人工知能のグローバルガバナンスを推進していく。われわれが注目しているのは有益性、安全性、公平性の確保である。人工知能においてもいわゆる「小さな庭の高い壁」を作ろうとすれば、新たな歴史的過ちを犯すことになり、各国の科学技術発展を阻むことができないばかりか、国際産業チェーン・サプライチェーンを破壊し、人類のリスクと試練への対応能力を弱めることになるだろう。