【新華社北京3月5日】中国で5日開幕した第14期全国人民代表大会(全人代)第2回会議に提出された政府活動報告は次のように表明した。
二酸化炭素(CO2)の排出量ピークアウトとカーボンニュートラル(排出実質ゼロ)を積極的かつ確実に推進し「CO2排出量ピークアウト十大行動」を着実に実施する。CO2排出の統計・算定・検証能力を向上させ、カーボンフットプリント(製品・サービスのライフサイクル全体のCO2排出量)管理体系を確立し、全国の炭素市場が業界を網羅する範囲を拡大する。エネルギー革命を深く推し進め、化石エネルギーの消費を抑制し、新型エネルギー体系の構築を加速する。大型風力発電・太陽光発電施設と送電ルートの建設を強化し、分散型エネルギーの開発・利用を推し進め、新型エネルギー貯蔵を発展させる。グリーン(環境配慮型)電力の使用と国際間の相互承認を促進し、石炭・石炭発電の補完的役割を引き出し、経済・社会発展のエネルギー需要を確保する。