新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(2/29)

新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース(2/29)

新華社 | 2024-03-01 14:21:56

   【新華社北京3月1日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、2月29日のニュースをお届けします。

   1.ジャイアントパンダ研究センター北京基地、25年開園へ

   中国北京市で2025年開園予定の「ジャイアントパンダ国家保護研究センター北京基地」の建設が加速しています。パンダ50頭を飼育する計画で、第1期は40頭を導入します。同市房山区が28日、明らかにしました。

   2.中国の宇宙線観測所「LHAASO」、スーパー宇宙線源を初確認

   中国科学院高エネルギー物理研究所(北京市)が主導する国際協力チームが、四川省カンゼ・チベット族自治州稲城県にある高標高宇宙線観測所「拉索(LHAASO)」を利用し、はくちょう座の恒星形成領域で超高エネルギー巨大ガンマ線バブル構造を発見し、その中からエネルギーが1京電子ボルトを超える宇宙線の起源となる候補天体を見つけ出しました。人類史上初の超高エネルギー宇宙線源の確認であり、研究結果は26日、中国の学術誌「科学通報」の巻頭論文として掲載されました。

   3.中国のスキー市場の潜在力大きい FIS会長

   国際スキー・スノーボード連盟(FIS)のヨハン・エリアシュ会長はこのほど、新華社の取材に応え、中国のスキー人口が急激に増加していることに注目しており、大いに励まされていると述べました。

   エリアシュ氏は「中国のスキー市場を潜在力が大きいという言葉で形容したい。中国のスキー愛好家に関する統計を見て、特に彼らが若く、デジタルメディアを使いこなす世代であることを知り、非常に興奮している」と明かし、「スキー愛好家の熱意を感じる。それがスキーの発展に新たな推進エネルギーをもたらすだろう」との見通しを示しました。

   4.中国の有人潜水艇「蛟竜号」、大西洋で初潜航 

   中国自然資源部の中国大洋事務管理局は27日、潜水艇支援母船「深海1号」による第83次大洋調査航海で、有人潜水艇「蛟竜(こうりゅう)号」が23日までに南大西洋で23回潜航し、9日間で9回潜航するという新記録を打ち立てたと明らかにしました。

   5.保護と開発の両輪で歴史文化名鎮に新たな活力 中国重慶市

   中国重慶市潼南(どうなん)区の双江古鎮は明代末期から清代初期に建設され、第1次全国歴史文化名鎮に指定された古鎮の一つとなっています。同区はここ数年、古鎮の全体構造や地域の特徴、建築様式などに配慮しつつ保護と修繕を進め、合理的で適度な観光開発に取り組み、古鎮に新たな活力をもたらしています。

   6.牧畜産業クラスターの構築を加速 中国山東省臨沂市

   中国山東省臨沂(りんぎ)市沂南県はここ数年、牧畜産業クラスターの構築推進を加速させています。牧草の栽培や肉牛・乳牛の飼育、肉・乳製品の加工など全産業チェーンの確立と整備に取り組み、資源の割り当てと利用を最適化して、地元の人々の雇用と増収を促しています。

   以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。

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