中国の宅配大手４社、１月は売上高・取扱件数とも増加

１８日、北京市海淀区の配送センターから荷物の配達に出発する円通速逓のスタッフ。（北京＝新華社記者／任超）

　 【新華社北京２月２１日】中国の上海・深圳両市場に上場する宅配大手４社は１９日、１月の業績速報を発表した。４社とも売上高・取扱件数が増加し、配送１件当たりの単価が低下した。

　 各社の宅配・物流サービスの売上高は、順豊控股（ＳＦホールディング）が前年同月比１９・５％増の１９５億１００万元（１元＝約２１円）、円通速逓（ＹＴＯエクスプレス）が７１・５％増の５２億６１００万元、申通快逓（ＳＴＯエクスプレス）が８２・６％増の３９億６６００万元、韵達控股（ユンダーホールディング）が６１・５％増の４４億４千万元だった。

　 取扱件数は、順豊が１９・９％増の１１億４７００万件、円通が９１・８％増の２１億５１００万件、申通が２・２倍の１８億１千万件、韵達が９６・１％増の１９億５７００万件となった。

　 配送１件当たりの単価は、順豊が０・４％減の１７・００元、円通が１０・６％減の２・４５元、申通が１８・９％減の２・１９元、韵達が１７・５％減の２・２７元だった。