13日、金沙遺跡博物館で展示中の道明竹編み作品「辰竜賀喜」。(成都=新華社配信/劉然然)
【新華社成都2月21日】中国四川省成都市の金沙遺跡博物館で開催中の新春祝賀イベント「金沙太陽節」で、崇州市(成都の管轄下にある県級市)道明鎮に伝わる国家級無形文化遺産「道明竹編み」で作られた巨大なオブジェが展示され、注目を集めている。
デザイナーの賈彦琴(か・げんきん)さんによると、長さ約6メートル、高さ3・5メートルに上る作品のタイトルは「辰竜賀喜」。6人の竹編み職人が約2週間をかけ、手作業できめ細かく編み込んで制作した。金沙遺跡で出土した黄金の仮面からインスピレーションを得たという。神秘的なお面の後ろからは金の竜が頭と尻尾をのぞかせピースサイン。おちゃめな姿に多くの観光客が足を止め写真を撮っていた。(記者/童芳)pagebreak
13日、金沙遺跡博物館で道明竹編み作品「辰竜賀喜」を鑑賞する来館者。(成都=新華社配信/劉然然)pagebreak
8日、道明竹編み作品「辰竜賀喜」を制作する職人。(成都=新華社配信/劉然然)