【新華社北京2月9日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、2月8日のニュースをお届けします。
1.「中国の支持に感謝」 国連事務総長が春節のメッセージ
国連のグテレス事務総長は6日、旧暦の新年に寄せるビデオメッセージを発表し、「辰年の到来を前に、心からのあいさつを申し上げる。竜は活力、知恵、守護、幸運の象徴。世界的な課題に対処するわれわれがまさに必要としているものだ」と話しました。
春節(旧正月)が国連の祝日に指定されてから初めての年越しになることに触れ、国連と多国間主義、世界の進歩に対する中国と中国人民の確固たる支持に感謝すると表明しました。
2.中国が南極に建設した秦嶺基地、開所イベント開催
中国の新たに建設した南極観測基地、秦嶺基地の開所イベントが7日、北京市を主会場に、南極の長城基地や中山基地、秦嶺基地、北極の黄河基地、極地科学調査船「雪竜」および「雪竜2号」をサブ会場にして行われました。
秦嶺基地は南極圏のロス海にあるイネクスプレシブル島に位置し、中国にとって5カ所目の南極科学観測基地となります。
3.中国、この10数年で湿地80万ヘクタール余り増加・復元
中国国家林業・草原局湿地管理司の袁継明(えん・けいめい)司長はこのほど、2012年11月の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)以降、国内で湿地保全プロジェクト3400件余りが実施され、復元、増加した湿地面積は80万ヘクタールを超えたと明らかにしました。
同氏によると、中国はここ数年、湿地保全を強化し、湿地タイプの自然保護地を2200カ所以上設立、全国の湿地面積は5635万ヘクタールに達しました。
4.23年生まれの赤ちゃんパンダ、新春イベントに登場
中国ジャイアントパンダ保護研究センターと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は春節を前に、新春イベントを共催しました。2023年に生まれたパンダの赤ちゃんが登場し、お祝いムードを盛り上げました。
5.農村サッカーリーグ「村超」、発祥地で開催 貴州省榕江県
中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州榕江県でこのほど、春節祝賀イベントの一環として「村超」と呼ばれる農村アマチュアサッカーリーグが開かれました。同県は「村超」の発祥地で、イベントは多くの観客でにぎわいました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。