【新華社北京2月8日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、2月7日のニュースをお届けします。
1.春節の世界への広がりは文明交流の現れ 中国外交部
中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は6日の定例記者会見で、春節(旧正月)の世界への広がりは中華文明と異文明の交流と相互学習であり、互いに良さを認め合うことの生き生きとした現れだとし、各国の人々が春節の喜びを分かち合い、手を携えてより幸せで素晴らしい明日へ向かうことを祝福すると述べました。
汪氏は次のように紹介しました。春節は家々が団らんする「中国の時」であり、世界が共に祝う国際的な休日でもあります。今年の春節は、国連総会が農暦(旧暦)新年を国連の休日とする決議を採択して以降、初めて迎える新年であり、国連食糧農業機関(FAO)やウィーン国連本部などが中国の農暦新年を初めて正式に祝いました。世界では現在、20カ国近くが春節を法定祝祭日としており、世界の人口の約5分の1がさまざまな形で春節を祝っています。東洋から西洋、北半球から南半球まで、世界各国が「中国紅(チャイナレッド)」をともし、楽しく、喜ばしい祝日の雰囲気を分かち合い、絢爛(けんらん)多彩な中華文化を感じています。
2.中国5カ所目の南極観測基地、秦嶺基地が稼働開始
中国が南極に建設した5カ所目の科学観測基地、秦嶺基地が7日、稼働を開始しました。
3.中国・カザフ国境の町で出入国者が大幅に増加 新疆ウイグル自治区
中国・カザフスタン国境の新疆ウイグル自治区の出入境辺防検査站(出入国検査所)の統計によると、今年に入ってから2月2日までにコルガス口岸(通関地)経由で出入国した人の数は延べ8万人を超え、同自治区にある口岸の中で最も多かったです。車両の通関は2万回を超え、出入国者数、車両数ともに前年同期と比べ大幅に増加しました。
4.国境都市の綏芬河で中ロ文化年関連イベント開催 黒竜江省
ロシアとの国境に位置する中国黒竜江省綏芬河市でこのほど、「中国・ロシア文化年」の関連イベントが開催され、市民や観光客に楽しい氷雪文化の宴をもたらしています。
イベントには中ロ雪上サッカー試合や中ロ氷上ドリフト大会、写真・書画展など、スポーツや文化関連のものが含まれます。
5.NZオークランドで春節イベント、数万人が中国文化を体験
ニュージーランドの最大都市オークランドで4日、中国の春節(旧正月)を祝うイベントが開かれ、数万人がグルメやパフォーマンス鑑賞を通じて中国文化を体験しました。
6.日本の人気キャラクター「mofusand」、中国で大ヒット
日本のイラスト作家ぢゅの氏が描く猫シリーズの作品「mofusand(中国語訳:猫福珊迪)」がこのところ、中国で大ヒットしています。中でも一番人気を誇るサメの着ぐるみを着た「サメにゃん」は、SNSアプリ「小紅書(RED)」に3万以上の関連投稿があります。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。