春節前に、中国・カザフ国境で輸入年越し用品が人気 新疆コルガス市

春節前に、中国・カザフ国境で輸入年越し用品が人気 新疆コルガス市

新華社 | 2024-02-08 16:08:44

 3日、中国・カザフスタンコルガス国際辺境協力センター。(小型無人機から、コルガス=新華社記者/周生斌)

   【新華社ウルムチ2月8日】中国新疆ウイグル自治区のカザフスタン国境にある中国・カザフスタンコルガス国際辺境協力センターは春節(旧正月、今年は2月10日)を間近に控え、「洋年貨(輸入年越し用品)」を買い求める大勢の人でにぎわっている。

  同センターは中国とカザフスタンの両国にまたがる、両国が共同で設けた初めての越境経済協力区。総面積は5・6平方キロで、レストランやホテル、銀行、郵便局、バスターミナルなどを備え、まさに現代化された小さな町のよう。高さ18・81メートルの方鼎(ほうてい)形建築2棟の間を通る1本の道路が、同センターの中国側エリアとカザフスタン側エリアをつないでいる。

  コルガス市の統計によると、2012年の運営開始から現在までに、センター中心エリアの中国側エリアだけで入居企業は千社以上、免税企業は200社余りとなっており、10数カ国からの商品千種類近くが販売されている。

  国家間、地域間の経済・貿易協力の重要なプラットフォームとして、同センターはさまざまな優遇政策を受けている。中でも一般消費者にとって最も魅力的なのは免税政策で、同センターを訪れた中国人観光客は関連規定に基づき1人1日8千元(1元=約21円)までの購入が免税となる。今年に入って同センターを訪れた人はすでに延べ40万人近くに上っている。(記者/張暁竜、周生斌)pagebreak

3日、新疆ウイグル自治区の中国・カザフスタンコルガス国際辺境協力センターで「洋年貨」を購入する観光客。(コルガス=新華社記者/張暁竜)pagebreak

3日、新疆ウイグル自治区の中国・カザフスタンコルガス国際辺境協力センターの連合検査ホールで入場手続きをする観光客。(コルガス=新華社記者/張暁竜)pagebreak

3日、新疆ウイグル自治区の中国・カザフスタンコルガス国際辺境協力センターで「洋年貨」を買い求める、同自治区哈密市伊州区からやってきた観光客。(コルガス=新華社記者/張暁竜)

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