【新華社北京2月7日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は6日の定例記者会見で、クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が海外に逃亡した反中国・香港かく乱分子の郭鳳儀(かく・ほうぎ)ら4人と面会したことに関し、米高官と逃亡犯の公然たる結託に強烈な不満と断固とした反対を表明、香港に対するいかなる干渉、香港の法治を損なういかなるたくらみも中国の断固たる反撃に遭うと述べた。
汪氏は次のように指摘した。海外に逃亡したこれらの反中国・香港かく乱分子は国の安全に危害を及ぼした嫌疑をかけられている。香港警察による法に基づく指名手配は国際法と国際慣行に合致し、必要かつ正当な措置である。米国が定める国家安全保障に関する法律も域外で効力を持つ。米国による反中国・香港かく乱分子への肩入れは、法治精神を乱暴に踏みにじるだけでなく、米国が人権や法治に関する問題で一貫してとる二重基準を露呈している。
香港のことは純粋に中国の内政であり、外部勢力の干渉は許されない。中国は米国に対し、わが身を省み、中国の主権と香港の法治を確実に尊重し、犯罪分子の避難港にならないよう促す。国家の主権と安全、発展利益を守る中国の決意は揺るぎなく、香港に対するいかなる干渉、香港の法治を損なういかなるたくらみも中国の断固たる反撃に遭う。