新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（２／２～２／３）

   【新華社北京２月４日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、２月２～３日のニュースをお届けします。

   １．中国、大阪・関西万博会場でパビリオン起工式

   ２０２５年大阪・関西万博に出展する中国は２日、パビリオンの起工式を万博会場となる大阪市の夢洲（ゆめしま）で行いました。大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、来年４月１３日から１０月１３日まで開かれます。中国パビリオンは敷地面積が最も大きい海外パビリオンの一つです。「人と自然の生命共同体の構築」と「グリーン発展の未来社会」をテーマとし、外観は中国古代の巻物「竹簡」をイメージしました。

   ２．アフリカＣＤＣが設立７周年

   アフリカ疾病予防管理センター（ＣＤＣ）は１月３１日、エチオピアの首都アディスアベバの本部で設立７周年を祝う式典を開きました。

   ３．ウィーン国連本部で初の春節祝賀イベント

   オーストリアのウィーン国際センターで１月３１日、中国の在ウィーン国際機関代表部とウィーン国連中国語会が主催する春節（旧正月）レセプションが開かれました。中国代表部がウィーンの国連本部で春節祝賀イベントを開くのは初めてです。

   ４．中国、衛星１１機の同時打ち上げに成功

   中国は３日午前７時３７分（日本時間同８時３７分）、四川省の西昌衛星発射センターから運搬ロケット「長征２号Ｃ」を使って「吉利星座０２」衛星１１機を打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。

   ５．林風眠、呉冠中が描いた「中国式風景」、上海で展覧会

   中国・フランス国交樹立６０周年と中仏文化観光年を記念した「中国式風景－林風眠（りん・ふうみん）・呉冠中（ご・かんちゅう）芸術展」がこのほど、上海の中華芸術宮（上海美術館）で開幕しました。同展は観光年の正式プロジェクトで、２００点（組）以上の貴重な芸術品を展示します。

   ６．中国重慶市の竜の舞、ハルビン市に登場　新春祝い

   中国重慶市の歴史・文化を代表する無形文化遺産の伝統民俗舞踊「銅梁竜舞」がこのほど、黒竜江省ハルビン市の有名観光地「伏爾加荘園（ボルガ・マナー）」で披露されました。舞踊団は辰（たつ）年の新春を祝うため、重慶市銅梁区を出発、陝西省の漢中市と西安市、河南省洛陽市、山西省太原市、河北省邯鄲（かんたん）市、天津市、吉林省長春市、遼寧省瀋陽市でそれぞれ公演、ハルビンが最終地となりました。

   ７．海南省で蘇軾がテーマの文化財展　国宝級５点も展示

   中国海南省海口市の海南省博物館で１月３１日、北宋時代の文学者・政治家、蘇軾（そ・しょく、蘇東坡）をテーマとした特別展「千古風流　不老東坡－蘇軾主題文物展」が始まりました。宋代の書道や絵画、生活用具などが中心で、国宝級とされる１級甲等文物の「宋の四大家」（蘇軾、黄庭堅、米芾＜べい・ふつ＞、蔡襄）の真筆は北京故宮博物院外で初の展示となりました。

   ８．春節を控え、魚市場の取引最盛期　黒竜江省撫遠市

   春節（旧正月）を控え、中国黒竜江省撫遠（ふえん）市にある魚市場「東極魚市」が取引の最盛期を迎えました。同市場は１００年の歴史を持ち、国内有数の淡水魚の集散地となっています。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。