中国重慶市の発電設備容量、クリーンエネルギーが4割近くに

中国重慶市の発電設備容量、クリーンエネルギーが4割近くに

新華社 | 2024-02-01 13:07:12

   【新華社重慶2月1日】中国重慶市能源(エネルギー)局と中国の送電大手、国家電網傘下の国網重慶市電力はこのほど、2023年に同市のクリーンエネルギー発電設備容量が244万4千キロワット増加し、23年末時点で1256万8千キロワットとなり、発電設備容量全体に占める割合が39・6%に上ったと明らかにした。

   国網重慶市電力の担当者によると、23年は一連の重点電力プロジェクトが着工または稼働し、電源構造のグリーン(環境配慮型)・低炭素化の加速を後押しした。天然ガス火力発電と風力発電、太陽光発電プロジェクトの新設が加速し、集中型風力発電・太陽光発電の23年末時点の系統接続規模は366万4千キロワット、分散型太陽光発電の23年の系統接続規模は70万9千キロワットとなった。 

   エネルギー貯蔵の面では、揚水発電と新型エネルギー貯蔵の規模が急速に拡大した。統計によると、同市が承認した建設中の揚水発電プロジェクトの設備容量は500万キロワットに上る。揚水発電と新型エネルギー貯蔵を組み合わせることは、同市の新型電力システムの調整力を大幅に増強化し、電力網の安全かつ安定的な運転を保障し、クリーンエネルギーの利用を促し、エネルギー構造の転換を推進することにつながるとみられる。

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