【新華社北京1月31日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、1月30日のニュースをお届けします。
1.中国外交部、国際司法裁の暫定措置命令の履行に期待
中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は29日の記者会見で、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルにガザ地区でのジェノサイドを防ぐ全ての措置を取るよう求める暫定措置命令を出したことについて、中国は命令を支持するかと問われ、次のように答えました。
中国は国際司法裁判所の暫定措置命令に留意しています。命令は裁判所の大多数の裁判官が支持し、民間人の保護や地域情勢の鎮静化、ガザ地区の人道危機緩和という国際社会の普遍的懸念に応えています。われわれは国際司法裁の暫定措置が効果的に履行されることを期待しています。
2.ナウルで中国大使館の再設置式典
ナウルで29日、国交回復に伴う中国大使館の再設置を記念する式典が行われました。ナウル島南東部のホテルに設けられた会場では、中国政府代表の羅照輝(ら・しょうき)国家国際発展協力署長とナウルのエニミア外相が共同でプレートを除幕しました。
3.農産物市場で年越し用の食材販売盛況 湖北省孝感市
中国湖北省孝感市の首衡城農産物取引センターで27日、年越し用の食材の販売キャンペーンが始まりました。同センターは華中地域の人々の暮らしを支える重要な市場で、約3千の店舗が軒を連ね、果物・野菜・水産物・冷凍食品の四大カテゴリーを網羅します。
4.合璧津高速道路の江津区間が開通 重慶市
中国の鉄道建設大手、中国鉄建(CRCC)傘下の中鉄建重慶投資集団が投資、建設する合璧津高速道路の江津区間が26日、開通しました。同区間は全長15キロで、重慶市江津区の油渓ハブと慈雲北ハブを結びます。
5.地域資源を生かして冬の消費を拡大 重慶市
中国重慶市の南川区、豊都県、石柱トゥチャ族自治県などはここ数年、地域資源を生かした氷雪経済の発展に力を入れ、関連インフラを整備してきました。氷雪レジャーを充実させることで観光客を誘致し、冬の消費拡大を推進しています。
6.ネパール、中国経由で貨物を初輸出
ネパールは25日、中国・ネパール間トランジット輸送に関する協定に基づき、初めて中国を経由する輸出貨物を出荷しました。2023年9月、初めて中国を経由して貨物を輸入したのに続きました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。