中国のスマホ市場、24年はプラス成長の見通し

中国のスマホ市場、24年はプラス成長の見通し

新華社 | 2024-01-29 13:59:52

華為技術(ファーウェイ)の折り畳み式5G対応スマートフォン「Mate X」。(資料写真、深圳=新華社記者/毛思倩)

  【新華社北京1月29日】市場調査会社カウンターポイント・リサーチが25日に発表した携帯電話販売台数の月次報告によると、中国の2023年第4四半期(10~12月)のスマートフォン販売台数は前年同期比6・6%増となり、10四半期続いた減少を脱し、プラスに転じた。同社は24年について、中国のスマホ販売台数は1桁台の伸びを示し、5年の低迷を終えて伸びが回復するとの見通しを示した。

  中国の23年のスマホ販売台数は前年比1・4%減だったが、減少幅は22年の13・9%減から大幅に縮小した。市場シェアは米アップルが17・9%でトップに立った。vivoが16・9%で国産ブランドの首位となり、OPPO(16・2%)、栄耀(Honor、15・7%)が続いた。5位は小米集団(シャオミ)で14・4%、6位は華為技術(ファーウェイ)で12・1%、7位は真我(realme)で1・9%だった。

  国産ブランドのトップとなったvivoは、同年の国内販売台数が好調で、10~12月に人工智能(AI)の基盤モデルを塔載した「X100」や「iQOO12」などの主力機種を集中的に発売し、現在も売れ行きは好調。ファーウェイは、スマホに自社開発の第5世代移動通信システム(5G)チップを塔載し、10~12月の販売増をある程度けん引した。

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