【新華社北京1月29日】中国海警局の甘羽(かん・う)報道官は27日、フィリピンが不法に座礁させた軍艦に補給物資を空中投下したことを受け、次の談話を発表した。
フィリピンの小型機1機が21日、不法に座礁させた軍艦に補給物資を空中投下した。中国海警はリアルタイムで追跡、監視して状況を把握しており、法に基づき制御し、フィリピン側の必要な生活物資の補給について臨時の特別措置を取った。フィリピン側は事実を顧みず、悪意をもって騒ぎ立て、故意に国際的な認識をミスリードしようとしており、これは南中国海の緊張緩和に悪影響を及ぼすことになる。われわれはフィリピンに対し、挑発をやめるよう警告する。中国海警は仁愛礁およびその周辺海域で権利維持のための法執行を強化し、国家主権と海洋権益を断固として守る。