中国経済信息社、上海本部を設立

２７日、プレート除幕式で式辞を述べる新華社の傅華社長。（上海＝新華社記者／方喆）

   【新華社上海１月２８日】新華社傘下の中国経済信息社は２７日、上海本部を設立した。陳吉寧（ちん・きつねい）上海市共産党委員会書記や傅華（ふ・か）新華社社長らがプレート除幕式に出席し、式辞を述べた。

   陳氏は次のように述べた。新華社と上海は長きにわたり緊密に協力し、上海の改革開放と現代化建設のために良好な世論の雰囲気を形成してきた。中国経済信息社上海本部の設立は、必ずや新華社が報道活動の新局面を切り開くのを一層力強く推進し、上海が党中央から課された使命と任務を実行するのを支えていく。新華社が今後も上海に注目し、エネルギーを与え、上海による「世界的な影響力を持つ社会主義現代化国際大都市」づくりの加速をよりよく促進することを希望する。

２７日、プレート除幕式に臨む趙嘉鳴（ちょう・かめい）上海市共産党委員会常務委員・宣伝部長（左）と景如月（けい・じょげつ）新華社党組メンバー・秘書長。（上海＝新華社記者／方喆）

   傅氏は次のように述べた。国家通信社、世界的な通信社である新華社は、唯一のメディア型国家ハイエンドシンクタンクであり、中国経済情報事業の開拓者でもある。新華社は中国経済信息社上海本部の設立を上海との全方位的協力を深化させる新たな起点とし、上海の経済・社会発展の新たな注目点や成果を示し、伝え、経済情報の新たな業態と競争分野を絶えず育成、開拓し、質の高い発展と中国式現代化における上海の新たな一章を全力で記すため、より大きな力で貢献していきたい。

   中国経済信息社上海本部は、国際的な一流機関を基準に金融事業と外資事業、海外事業を大きく伸展させ、国家戦略と質の高い発展によりよく貢献していくとしている。