甘粛省、「風力・太陽光発電」に強い省へ邁進

甘粛省、「風力・太陽光発電」に強い省へ邁進

新華社 | 2024-01-25 15:17:37

甘粛省敦煌市北湖風力発電所の様子。(2023年10月23日撮影、小型無人機から、敦煌=新華社配信/張暁亮)

  【新華社北京1月25日】中国甘粛省では2023年、新エネルギー発電設備容量が1200万キロワット増の5千万キロワット以上に達し、総設備容量の61・3%を占め、全国2位に立った。揚水発電所プロジェクト8件が着工し、件数と規模はそろって全国3位となった。同省は風力発電と太陽光発電の潜在力と優位性が持続的に引き出され、「風力・太陽光発電」の盛んな省から「風力・太陽光発電」に強い省へと、進展が加速している。同省で23日に開催された両会(人民代表大会と政治協商会議)で明らかとなった。

  同省の23年の石炭生産能力は前年比2865万トン増の1億1700万トン、生産量は285万トン増の6160万トンだった。同省慶陽市環県の洪徳地域では23年、埋蔵量が1億トンを超える大型油田が発見された。23年の原油生産量は1165万6千トン、加工量は1466万5千トンだった。23年の発電設備容量は8千万キロワットを上回り、発電電力量は2112億9千万キロワット時となった。

  同省は24年、風力・太陽光発電大型拠点の建設を急ぎ、新エネ発電を新たに1200万キロワット導入し、揚水発電所プロジェクト2~3件の着工を目指すという。酒泉市における全国の重要新エネ・新エネ設備製造拠点の建設、甘南市における省南部地域新エネ拠点の建設も支援する。

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