阿拉山口・コルガス口岸経由の中欧班列、7万本突破 新疆ウイグル自治区

阿拉山口・コルガス口岸経由の中欧班列、7万本突破 新疆ウイグル自治区

新華社 | 2024-01-22 14:29:17

   【新華社ウルムチ1月22日】中国新疆ウイグル自治区の阿拉山口口岸(通関地)とコルガス口岸は現在、同自治区に2カ所しかない中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の通関地となっている。両口岸は西アジア、中央アジア、欧州などの国の中心都市との輸送距離が短く、輸送ルートが成熟し、中国から西方に向かうルートの重要な窓口となっており、これまでに両口岸を経由した中欧班列は7万本を上回っている。

   中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路ウルムチ局集団によると、2011年に初の中欧班列「渝新欧(重慶-新疆-欧州)」が阿拉山口口岸を出発して以来、「鄭新欧(鄭州-新疆-欧州)」、「漢新欧(武漢-新疆-欧州)」、「蓉新欧(成都-新疆-欧州)」などの路線が次々と開通した。同自治区は中欧班列の重要な中継地、シルクロード経済ベルトの核心地域であり、中国と「一帯一路」共同建設国の相互接続を見届けてきた。 

コルガス口岸鉄道駅の標準軌区で、列車の編成作業を行う入換機関車。(資料写真、ウルムチ=新華社配信)

   現在、阿拉山口口岸には115の路線が乗り入れ、25の国・地域と結んでいる。コルガス鉄道口岸には80の路線が乗り入れ、行き先は18カ国、45の都市へと広がっている。両口岸から運ばれていく貨物の品目数は電子部品、国産車など200を超えている。(記者/孫少雄)

コルガス口岸鉄道駅積み替えヤードでのコンテナ積み替え作業。(資料写真、ウルムチ=新華社配信)

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