13日、エレンホト通関地で輸出を待つバス。(エレンホト=新華社配信)
【新華社フフホト1月17日】中国内モンゴル自治区のエレンホト道路口岸(通関地)でこのほど、中国製バス50台が輸出され、モンゴルのウランバートルへ向かった。モンゴルが2023年に中国バス製造大手の宇通客車と結んだバス600台の購入契約の一部で、第1陣の35台は2023年12月29日にウランバートルに到着し、既に公共交通サービスに投入されている。
残りの車両は2月ごろにウランバートルへ到着する予定で、これによりモンゴル国内のバス不足が緩和される。
13日、輸出されるバスを検査する税関職員。(エレンホト=新華社配信)
モンゴルはここ数年、中国から電気バスと燃料バスを度々輸入している。20年以降は中国製の2階建て大型電気バスと通常電気バスがウランバートルに次々と導入されており、中でも2階建てバスはデザインの美しさと乗り心地の良さでモンゴル国民の人気を集めている。
エレンホト通関地は中国・モンゴル国境で最大の陸路通関地で「一帯一路」共同建設の重要な結節点となる。ここ数年は両国間の陸上輸送の通関の7割以上を担い、23年にエレンホトで出入国した人の数は延べ146万7千人、車両・列車は26万2千台(本)に上った。(記者/哈麗娜)