【新華社北京1月15日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、1月12~14日のニュースをお届けします。
1.中国の商業運搬ロケット「引力1号」、初の打ち上げに成功
中国太原衛星発射センターは11日午後1時30分(日本時間同2時30分)、山東省海陽市付近の海域から商業運搬ロケット「引力1号」を使い、「雲遙1号」衛星3機(18~20号)を打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、同運搬ロケットの初の飛行任務は無事成功しました。
2.中国の三峡ダム、23年は良好に稼働 発電量1・9%増
中国長江三峡集団は11日、2023年に三峡ダムへ流入した水の量がここ数年の平均値を24%下回る3428億立方メートルだったと明らかにしました。三峡発電所の発電量は前年比1・9%増の802億7100万キロワット時でした。
3.中国で鉄道ダイヤ改正 輸送能力が向上
中国で10日午前0時、全国の鉄道ダイヤが改正されました。1日当たりの旅客列車数は233本増の1万1149本、貨物列車数は40本増の2万2264本となりました。列車運行体制は改善が続き、輸送能力がますます向上しています。
4.北京市の商業公演、23年は回数・興行収入とも過去最高に
中国北京市文化・観光局がこのほど発表した2023年に同市で行われた商業公演の上演回数は前年比2・4倍の4万9524回、観客動員数は3・0倍の延べ1138万5千人、興行収入は3・7倍の23億400万元(1元=約20円)で、いずれも過去最高を更新しました。ライブ・エンターテイメント市場が着実に回復し、北京の経済に新たな原動力をもたらしています。
5.空港運営会社が学生らの帰省をサポート 湖南省長沙市
中国湖南省長沙市の長沙黄花国際空港などを運営する湖南省機場管理集団が冬休みを前に、大学の教師や学生の移動ニーズに応え便利なサービスを提供しています。市内一部の大学と空港との間に無料シャトルバスを運行し、空港ターミナル内に専用チェックインカウンターや保安検査優先レーンなどを設けることで、「校門」から「搭乗口」までシームレスな移動ができるようにしています。
6.ハルビン国際ファッションウイークが開幕 黒竜江省
中国黒竜江省ハルビン市で11日、2024第10回ハルビン国際ファッションウイークが開幕しました。
7.上海市が舞台のドラマ「繁花」、ロケ地巡りブームに
中国上海市を舞台にした連続テレビドラマ「繁花」の放送で、同地の地理、歴史、文化への人々の関心が高まり、新たな観光ブームが巻き起こっています。撮影に使われたセットの見学が人気となっているほか、舞台となった通りやレストラン、関連イベントの開催された美術館にも多くの市民や観光客が訪れ、没入型のエンタメ体験を楽しんでいます。
8.風力発電で環境配慮型の発展を推進 重慶市
中国重慶市石柱トゥチャ族自治県はここ数年、地域の特性を生かして風力発電に注力し、グリーン(環境配慮型)エネルギーを普及させることで発展を推進しています。県内の風力発電設備容量は37万2千キロワットに上り、累計発電量は7億3100万キロワット時を超えました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。