李強総理、スイス大統領と会談

   【新華社ベルン１月１５日】中国の李強（り・きょう）国務院総理は１５日、スイスのベルンで同国のアムヘルト大統領と会談した。パルムラン連邦評議員兼経済・教育相も出席した。

   李総理は次のように述べた。中国とスイスは国交樹立から７４年、両国関係が長足の発展を遂げ、多くの「初めて」を打ち立てた。習近平（しゅう・きんぺい）主席とスイスの指導者は２０１６年、両国の革新的戦略パートナーシップの構築を共同で発表し、両国関係の発展に重要な指針を示した。中国はスイスと共に、両国首脳の重要な共通認識を着実に実行し、政治的相互信頼の基礎をさらに強固にし、「平等、革新、ウィンウィン」という中国・スイス協力の精神を発揚し、２国間関係を絶えず前進させ、互恵協力がより多くの実務的成果を得るようにしていきたい。

   アムヘルト、パルムラン両氏は次のように表明した。スイスは中国と質の高い２国間対話を引き続き推進し、経済・貿易や教育、金融、科学技術、人文（人と文化）などの分野の交流・協力を深化させ、気候変動や公衆衛生、サイバーセキュリティなど世界的な課題に共同で対応し、スイスと中国の革新的戦略パートナーシップが今年さらに大きな発展を遂げるよう推進していきたい。