中国の新エネ車保有台数、２千万台超す

   【新華社北京１月１４日】中国公安部が１１日に発表した国内のエンジン付き車両保有台数は、２０２３年末時点で４億３５００万台に達し、うち自動車が３億３６００万台だった。新エネルギー車（ＮＥＶ）保有台数は２０４１万台で、自動車全体の６・１％を占めた。うち純電気自動車（ＢＥＶ）は１５５２万台で、新エネ車全体の７６・０％に達した。

   ２３年の新規登録台数は、エンジン付き車両が前年比１万６千台（０・１％）増の３４８０万台、うち自動車は１３３万台（５・７％）増の２４５６万台となり、１４年から１０年連続で２千万台を超えた。ＮＥＶは２０７万台（３８・８％）増の７４３万台で、１９年の１２０万台から急増し、新規登録自動車全体の３０・３％を占めた。

   エンジン付き車両の運転者は５億２３００万人、うち自動車は４億８６００万人に達し、全体の９２・９％を占めた。２３年に運転免許を新規取得した人は２４２９万人だった。

   ２３年末時点で自動車保有台数が１００万台を超えたのは９４都市で、前年末から１０都市増えた。うち２００万台超は４３都市、３００万台超は２５都市だった。成都、北京、重慶、上海、蘇州の５都市は５００万台を超えた。