中国香港特区とASEAN、FTA改定 対象600品目近くに

中国香港特区とASEAN、FTA改定 対象600品目近くに

新華社 | 2024-01-13 16:37:12

   【新華社香港1月13日】中国香港特別行政区政府商務・経済発展局の丘応樺(きゅう・おうか)局長は9日、「香港と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)を改正する第一議定書」に署名した。特定品目の原産地規則が改定され、対象品目が従来の200品目余りから600品目近くに拡大した。

   ASEANは香港特区にとって第2のモノの貿易相手で、2017年にFTAを締結して以降、貿易額は38%以上伸びている。22年には約1兆2940億香港ドル(1香港ドル=約19円)に上った。

   丘氏は、ASEANとの貿易の持続的な拡大はFTAによってけん引されてきたと指摘。FTAは国際貿易センターとしての香港特区の地位を強固にする上で重要であり、議定書の実施でASEANとの経済・貿易関係がさらに深まるとの見方を示した。今後も自由貿易の確固たる支持者として、貿易相手と手を携え、引き続き地域内のさらなる貿易自由化を目指していきたいと語った。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。