中国、五つの措置で訪中外国人の利便性向上へ

   瀋陽出入境辺防検査ステーションの税関ゲートで通行者を案内する警察官。（２０２３年５月１５日撮影、瀋陽＝新華社記者／潘昱竜）

　 【新華社北京１月１２日】中国国務院新聞（報道）弁公室は１１日、記者会見を開き、国家移民管理局が同日から外国籍の人の訪中手続きの利便性を向上させる措置を実施し、中国でのビジネス、学習、観光に関する制約をさらに緩和すると発表した。

　 具体的には①寄港地ビザ（査証）発給条件の緩和②北京首都国際空港などのハブ空港や口岸（通関地）で２４時間以内に乗り継ぐ場合の検査手続き免除③中国在住の外国籍の人は近場でのビザ延長・再取得が可能④複数回の出入国を必要とする中国在住の外国籍の人は再入国ビザの申請が可能⑤中国在住の外国籍の人のビザ申請書類の簡素化－の５項目。

　 国家移民管理局の責任者は、関係主管部門と連携し、移民管理サービスの改革と政策・制度の革新を持続的に深化させ、制度型開放の推進を加速し、一流のビジネス環境の構築に積極的に参画して、「新発展構造」の構築促進に積極的に貢献すると説明した。