日本のアニメーション作家・月岡貞夫氏の作品展、杭州で開幕

日本のアニメーション作家・月岡貞夫氏の作品展、杭州で開幕

新華社 | 2024-01-11 14:45:07

   8日、トークイベントであいさつする月岡貞夫氏。(杭州=新華社記者/馮源)

   【新華社杭州1月11日】日本のアニメ「鉄腕アトム」の主力制作者の一人として活躍し、巨匠・手塚治虫から「天才」と評されたアニメーション作家、月岡貞夫氏の最近の作品300点余りを集めた「不行不至-月岡貞夫作品展」が8日午前、中国浙江省杭州市の良渚文化芸術センターで開幕した。

   作品は「鳥獣戯画」「柔道」「相撲」「羅漢図」「変形芸術」の五つのセクションに分けて展示されている。それに月岡氏の初期創作アニメを紹介した映像も流され、各時期における月岡氏の創作スタイルや芸術的成果を知ることのできる展示会となっている。

   月岡氏は中日アニメ交流にも長らく尽力し、2009年には中国美術学院伝媒・動画学院(現在の動画・遊戯学院)に特任教授として招かれた。今回の展示作品は人物の静止画が中心で、アニメーターである月岡氏のここ数年の創作や思考を振り返り、紹介する。

   会場の良渚文化芸術センターは「大屋頂(大屋根)」の愛称で親しまれ、「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞も受賞した日本の建築家、安藤忠雄氏が設計。中国美術学院創新設計学院と同センターを運営する大屋頂文化が共催する今回の展示会は2月3日まで行われる。(記者/馮源)pagebreak

   8日、「不行不至-月岡貞夫作品展」を見学する来場者。(杭州=新華社記者/馮源)pagebreak

   8日、「不行不至-月岡貞夫作品展」を見学する来場者。(杭州=新華社記者/馮源)pagebreak

   8日、「不行不至-月岡貞夫作品展」の会場。(杭州=新華社配信)pagebreak

   8日、来場者と交流する月岡貞夫氏(手前左)。(杭州=新華社配信)pagebreak

   8日、良渚文化芸術センターで開かれたトークイベント。(杭州=新華社配信)

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