金沙遺跡博物館でアンデス文明展開幕 四川省成都市

金沙遺跡博物館でアンデス文明展開幕 四川省成都市

新華社 | 2024-01-11 15:40:49

   9日、特別展で展示された黄金のマスク。900〜1100年ごろ。(成都=新華社配信)

  【新華社成都1月11日】中国四川省成都市の金沙遺跡博物館で10日、「インカ-ペルーアンデス文明特別展」が開幕した。

  ペルー国立考古・人類・歴史学博物館やインカ博物館などペルー国内の博物館14カ所から、陶磁器や金属、石器、木器、紡績品、絵画などの収蔵品168点(セット)を展示。インカ帝国発展の経緯や社会生活、芸術の成果、文化遺産を総合的に紹介する。

  金沙遺跡博物館の朱章義(しゅ・しょうぎ)館長は「本館は開館以来すでに20余りの国・地域と協力して文化財の巡回展や学術会議を開催し、文明の交流と相互学習の懸け橋を築いてきた」と語った。

  展示は4月10日までで、ペルー文化の専門家や学者を招待して講座の開催も予定されている。(記者/童芳)pagebreak

   9日、特別展で展示された黄金の彫像。1400〜1532年ごろ。(成都=新華社配信)pagebreak

   9日、特別展で展示された、金を叩いて制作した首飾り。(成都=新華社配信)pagebreak

   9日、特別展で展示された、人をかたどった「ケロ」と呼ばれる祭礼用の容器。1550〜1650年ごろ。(成都=新華社配信)

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   9日、展示ホールの一角。(成都=新華社配信)

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