「華北第一の邸宅」石家大院を訪ねて 天津市

「華北第一の邸宅」石家大院を訪ねて 天津市

新華社 | 2024-01-10 14:51:45

   12月31日、石家大院の戯楼。(天津=新華社記者/藍建中)

  【新華社天津1月10日】中国天津市西青区の石家大院は、千年近い歴史を誇る楊柳青鎮の中心部に位置し、北方と南方の建築様式を併せ持つ。もともとは清末天津八大家(八大富豪)の一人、石元仕(せき・げんし)の邸宅で、光緒元(1875)年に大規模な建設が始まった。6千平方メートル余りの敷地面積に延床面積2900平方メートルほどの建物が南向きに建てられている。建物部分全体の長さは南北96メートル、東西62メートルで、12の院落(中庭)と柱間計270間ほどの家屋からなり「天津第一の家」「華北第一の邸宅」と呼ばれる。主要建築物の一つ、戯楼は民家に設けられたものとしては北方地区最大の芝居用舞台、唯一現存する閉鎖型戯楼で、200人を収容できる。

  石家大院は2006年5月、第6次全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財)に登録され、同年10月には国家4A級観光地(上から2番目のランク)にも指定された。pagebreak

   12月31日、石家大院の内部。(天津=新華社記者/藍建中)pagebreak

   12月31日、石家大院正門の扁額。(天津=新華社記者/藍建中)pagebreak

   12月31日、石家大院に展示されている楊柳青磚彫(ようりゅうせいせんちょう)。(天津=新華社記者/藍建中)pagebreak

   12月31日、石家大院の庭園に立つ「涼亭」。(天津=新華社記者/藍建中)pagebreak

   12月31日、石家大院の庭園の壁に施された石彫。(天津=新華社記者/藍建中)

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