8日、大連国際空港で北九州行きのGS7967便に搭乗する乗客ら。(大連=新華社配信)
【新華社大連1月9日】中国遼寧省の大連国際空港は8日、大連と日本の北九州を結ぶ直行便が同日から運航を再開したと発表した。同路線は天津航空が運営し、週2便運航する。大連は北九州にとって中国本土唯一の直航便運航都市であり、再開により中国東北部と北九州との人的往来や経済・貿易交流を強化するための空の橋が架けられることになる。
大連国際空港によると、同路線は2019年8月に開設されたが、その後新型コロナウイルス感染症流行の影響により20年2月から運航が停止されていた。24年は大連市と北九州市の友好都市提携45周年に当たり、両市の経済・貿易協力と友好交流をいっそう強化するため、今回正式に運航を再開することになった。