安徽省合肥市肥西県経済開発区にある安徽江淮汽車集団(JAC)の工場で、新型コロナウイルス対策を講じながら作業する作業員。(資料写真、合肥=新華社記者/劉軍喜)
【新華社北京1月8日】中国自動車メーカーの安徽江淮汽車集団(JAC)と車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)はこのほど、福建省寧徳市で戦略的協力協定を締結した。双方は車載電池の供給や電池交換技術の導入、新技術・新製品の共同開発と応用、国内外市場の開拓、産業チェーンにおける炭素削減などの面で協力し、行動計画を共同で制定し、戦略的連盟を構築する。
車載電池分野では、CATLはJACに車載電池の新製品・新技術、生産・販売・研究協力サービス、完成車プラットフォームと電池の高度な融合を実現する集積技術を提供し、競争力のある新エネルギー車(NEV)を共同開発する。
技術協力では、双方は研究開発チームを結成し、新技術・新製品の共同開発と応用に取り組み、CATL一体化スマートシャシー(CIIC)技術を選定車種に導入し、必要に応じた協力・開発計画を制定する。
ブランディングや製品のマーケティング、品質管理、ユーザーサービス、人材育成などの面で緊密に協力し、高品質で価格に優位性がある製品を生産し、事業の大きな発展を促す。
JACは2023年末時点の輸出台数が累計140万台に迫り、販売先は130以上の国と地域に広がる。中、高級軽トラックの輸出は数年にわたって業界首位を維持している。