中国山西省の炭層ガス生産量、23年11月は10億立方メートル初突破

中国山西省の炭層ガス生産量、23年11月は10億立方メートル初突破

新華社 | 2024-01-02 16:09:31

   【新華社太原1月2日】中国北部地域が暖房シーズンにある中、山西省は冬季ピーク時のエネルギー供給を確保するため、炭層ガス(コールベッドメタン、CBM)の増産・供給に力を入れている。

   同省統計局が1日に発表した2023年11月の省内の炭層ガス生産量は初めて10億立方メートルを超え、10億3千万立方メートルとなり、全国の81・1%を占めた。1~11月は101億4千万立方メートで、22年の96億1千万立方メートを上回り、同期の過去最高を塗り替えた。

   炭層ガスは炭層から産出されるメタンを主成分とする非在来型天然ガスで、「炭鉱ガス」とも呼ばれる。石炭主産地である山西省は炭層ガス資源も豊富で、22年末時点での確認埋蔵量は7604億2700万立方メートルに上った。

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