農村振興を後押しする「博士村長」 中国海南省

農村振興を後押しする「博士村長」 中国海南省

新華社 | 2024-01-02 22:19:43

   12月28日、三亜市崖州区城西村の畑で、村民とナスの栽培状況について話し合う楊小鋒氏(左)。(三亜=新華社記者/張麗蕓)

   【新華社三亜1月2日】中国海南省三亜市崖州(がいしゅう)区はここ数年、同区にある三亜崖州湾科技城に農業関係の研究者が集う強みを生かし、同地の農村振興を進めてきた。中国農業科学院や中国熱帯農業科学院、中国農業大学、海南大学などの機関から100人以上の博士人材を招き、17組の「博士村長」チームを結成。各チームの科学研究資源と技術的優位性により、農村発展の原動力を活性化している。

   海南大学南繁学院(三亜南繁研究院)の楊小鋒(よう・しょうほう)副院長は、同区城西村の「博士村長」でもある。2022年から博士チームを率いてきた。同村の既存の基本条件に基き、南繁学院の技術的優位性を生かし、これまでに優良品質のササゲ、キュウリ、ナスの栽培モデル拠点78ムー(5・2ヘクタール)の設立を支援、農家の増収の道を広げている。

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12月28日、三亜市崖州区城西村の畑で、ナスの生育状況を確認する楊小鋒氏。(三亜=新華社記者/張麗蕓)

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12月28日、三亜市崖州区城西村のナス栽培モデル拠点。(三亜=新華社記者/張麗蕓)

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12月28日、海南大学南繁学院(三亜南繁研究院)の実験棟で、ササゲの幼苗接ぎ木苗を観察する楊小鋒氏。(三亜=新華社記者/張麗蕓)

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