中国のゲームメディア、北京で任天堂をテーマにした企画展開催

中国のゲームメディア、北京で任天堂をテーマにした企画展開催

新華社 | 2023-12-29 14:56:43

26日、任天堂のファミリーコンピュータ。(北京=新華社記者/許芸潁)

   【新華社北京12月29日】中国のゲームメディア「游研社」が23~31日、北京市で日本の大手ゲーム会社、任天堂をテーマにした企画展を開催している。任天堂が販売してきた花札やボードゲーム、おもちゃ、ゲーム機などのコレクションが一挙公開され、多くのファンを引き付けている。

   豊富な展示品に加え、「ニンテンドースイッチ」のゲーム体験やスタンプサービス、抽選などの企画も用意され、来場者は展示を楽しみながらゲームの世界に浸ることができる。

26日、任天堂が発売した花札。(北京=新華社記者/許芸潁)

   9歳の男の子は、「スイッチ」を通じて多くの有名なキャラクターに夢中になったという。会場で1970年代のゲーム機を実際に見ることができ、これまでプレーしたことのないゲームも体験できてとてもうれしかったと興奮気味に語った。

   ゲーム関連の仕事をしているという女性は、「游研社」の微信(ウィーチャット)公式アカウントで今回の展示を知り来場。実物の花札を初めて見たので新鮮だったといい、企画展で任天堂の発展史に対する理解が深まり、今後の仕事にも役立つと思うと話した。

26日、任天堂のバーチャルボーイ。(北京=新華社記者/許芸潁)

   北京在住の日本人も多く来場し、「ここはまさに任天堂の天国だ」と絶賛した。

   游研社の創業者、楚雲帆(そ・うんはん)氏は、1人でも多くの人に任天堂のゲーム文化を直接体験してもらうため入場無料にしたと説明。今後上海でも同様の企画展を開催する予定で、より多くの人に任天堂のゲームを好きになってもらいたいと期待を込めた。(記者/許芸潁)

26日、任天堂が発売したボードゲーム。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、「ニンテンドースイッチ」の体験エリア。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、「ニンテンドースイッチ」を体験する9歳の来場者(右)。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、見学する来場者。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、任天堂発展の歴史を紹介するボード。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、任天堂が発売したボードゲーム。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、任天堂が発売した花札を紹介する游研社創業者の楚雲帆(そ・うんはん)氏。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、任天堂が発売した野球玩具「王、田淵にチャレンジしよう!ウルトラマシン」。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、任天堂が発売したラジコンカー「レフティRX G.T Sport シングルセット」。(北京=新華社記者/許芸潁)

26日、任天堂が発売したボードゲーム。(北京=新華社記者/許芸潁)

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