マルタ産クロマグロを中国消費者の食卓にも 生産者団体CEO

マルタ産クロマグロを中国消費者の食卓にも 生産者団体CEO

新華社 | 2023-12-29 11:10:20

   11日、マルタの首都バレッタで新華社の単独インタビューに応じるマルタ水産養殖生産者連盟(FMAP)のシャルロン・グーデル最高経営責任者。(バレッタ=新華社配信)

  【新華社バレッタ12月29日】マルタ水産養殖生産者連盟(FMAP)のシャルロン・グーデル最高経営責任者(CEO)はこのほど、マルタの首都バレッタで新華社の単独インタビューに応じ、良質なマルタ産クロマグロが中国人消費者の食卓に「泳ぎ着く」ことが近く実現することへの期待感を示した。

  今年11月に上海市で開かれた第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)にマルタ産クロマグが初めて登場し、脚光を浴びた。グーデル氏は中国市場について、チャンスと成長力にあふれており、マルタ産クロマグロの将来性は大きいとし、「誰もがマルタ産の良質なクロマグロから強い印象を受けた。これこそわれわれが中国市場に提供したい産品だ」と述べた。当時の情景を振り返り、「中国の消費者の前向きな反応が中国市場開拓に対する自信を深めてくれた」と感激冷めやらぬ様子も見せた。

  今年の輸入博開幕の少し前に、マルタ産クロマグロの中国市場参入が認められた。同氏は、中国市場に進出できるということはマルタ産クロマグロ産業にとって大きな成果であり、マルタのきれいな海、監督・管理の行き届いた養殖場などが中国市場の基準を満たしていることを表すと強調した。

  マルタは20年以上にわたるクロマグロ養殖の経験があり、養殖設備が整っている。年間生産量は約2万トンで、地中海地域で最大のクロマグロ生産国の一つとなっている。同氏はマルタのクロマグロ業界にとって、中国市場の位置付けは「特殊で重要」だと指摘。クロマグロの対中輸出は量より質が重要だとし、「中国市場がわれわれの産品を認め、受け入れてくれると信じている」と述べた。

  「努力を重ねることで、将来的に中国の消費者がマグロを食べたいと思った時、自然にマルタ産クロマグロを思いつくようになる」と自信をのぞかせた。両国間を結ぶ航路網の構造改善が進むにつれ、中国の消費者が地中海の風味あふれるおいしいマルタ産クロマグロを最も速く味わうことができるようになるとの確信も示した。

  水産養殖業をめぐる両国間協力の先行きについては、協力が持続的に拡大することを信じているとした。マルタは対中クロマグロ輸出の機会をつかみ、現段階では生または冷凍クロマグロの輸出に重点を置くが、将来的にはほかの水産物へとさらにも拡大していく考えを明らかにした。

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