中国最北端、極寒の地で働く人々 中国黒竜江省

中国最北端、極寒の地で働く人々 中国黒竜江省

新華社 | 2023-12-28 08:48:30

20日、黒竜江省漠河市にある漠河駅。(小型無人機から、漠河=新華社記者/石楓)

   【新華社漠河12月28日】中国最北端の黒竜江省漠河市では厳しい寒さの中、人々が自らの職責をしっかりと果たしている。

   暖房や電力用の石炭などを安全に輸送するため、漠河駅の作業員は列車先端部にあるはしごの上に長時間立ち、前方確認をする必要がある。中国鉄路ハルビン局集団加格達奇(ジャグダチ)保線区では線路路盤の土壌が凍結による隆起を起こしやすく、安全上のリスクとなるため、同保線区漠河工務区の職員が当て板や突き固めなどの対応を取っている。

25日、黒竜江省漠河市の漠河駅で列車のはしごを上る列車運行管理部門の職員。(漠河=新華社記者/石楓)

   送電大手、国家電網傘下の国網黒竜江省電力漠河供電は市内北極村にある中国最北の電力供給所、北極供電所を管轄する。職員は定期的に架線や設備の巡回点検を行い、周辺約100キロにわたる架空・地中埋設送電線の安全運用を確保している。

   漠河林場の職員は冬になると森林育成隊を結成し、チェーンソーや刈払機などを背負って山中の現場に赴き、病害や腐朽、圧迫の見られる木を剪定、除伐することで樹木の生育環境を改善している。

25日、黒竜江省漠河市の漠河駅で働く列車運行管理部門の職員。(漠河=新華社記者/金地)

   最北の地には住民の生活と観光客の安全、大興安嶺地区の環境を守るために奮闘する人々の姿がある。(記者/石楓、徐凱鑫、金地、王鶴)

20日、中国鉄路ハルビン局集団加格達奇(ジャグダチ)保線区で線路の凍結状況を確認する漠河工務区の作業員。(漠河=新華社記者/石楓)

20日、中国鉄路ハルビン局集団加格達奇(ジャグダチ)保線区の漠河工務区で働く作業員。(漠河=新華社記者/石楓)

20日、黒竜江省漠河市の北極村に浮かび上がる色鮮やかな夜景。(小型無人機から、漠河=新華社記者/石楓)

24日、黒竜江省漠河市の北極村周辺にある漠河林場の作業現場。(小型無人機から、漠河=新華社記者/石楓)

24日、黒竜江省漠河市の北極村周辺にある作業現場で機材を取り出す漠河林場の職員。(漠河=新華社記者/石楓)

23日、黒竜江省漠河市の北極村周辺を巡回する電力設備の点検作業員。(小型無人機から、漠河=新華社記者/石楓)

24日、黒竜江省漠河市の北極村周辺で、作業の合間に休憩する漠河林場の職員。(漠河=新華社記者/石楓)

23日、電力設備を点検する北極供電所の呂建生(りょ・けんせい)所長。(漠河=新華社記者/徐凱鑫)

23日、電力設備を点検する北極供電所の呂建生(りょ・けんせい)所長(左)と同僚の王少亭(おう・しょうてい)さん。(漠河=新華社記者/金地)

23日、電力設備を点検する北極供電所の呂建生(りょ・けんせい)所長(右)と同僚の王少亭(おう・しょうてい)さん。(漠河=新華社記者/徐凱鑫)

23日、積雪の中で架線の見回りをする北極供電所の呂建生(りょ・けんせい)所長(左)と同僚の王少亭(おう・しょうてい)さん。(漠河=新華社記者/徐凱鑫)

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